多汗症 顔
多汗症 顔
多汗症の中でも頭部・顔面多汗症は、他の場所の多汗症とはちょっとちがった治療方法をつかいます。
標準的な顔汗の治療法は
日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイダンス 2015年改訂版に書かれています。
ガイダンスの中には外用薬の塩化アルミニウム溶液について
頭部顔面多汗症についても他に有効な治療があまりないため第 1 選択である
との記述があり、その治療法に決定打のない悩ましさを垣間みせています。
それでも、いまの治療体系は医学的なエビデンスのある現時点で最も効果のある治療方法なので、顔汗に悩んでいながら病院を受診していない人は、ぜひ皮膚科で診てもらって下さいね。
漢方療法も併用しているところにかかると、治療の選択肢が広がるのでオススメです。
顔汗の治療をしているときに、もうちょっと日常生活の中でなんとかならないものかと思ったら、顔汗用の制汗剤を試してみましょう。
顔汗用とわざわざ銘打っている制汗剤は、他の制汗剤と有効成分がことなります。
顔汗用に使われている制汗成分はフェノールスルホン酸亜鉛というものです。
他の制汗剤に配合されているアルミニウム系の制汗成分より、肌にやさしいものが使われています。
顔汗用制汗剤は女性の悩みにフォーカスして開発されたそうです。
だから、化粧下地として使えるようにつくられています。
市販品はまだありません。
購入はウェブサイトからになります。
顔用制汗剤
で検索すると出てきます。
個人的にはサラフェプラスかテサラン フェイスがおすすめです。