多汗症とは
多汗症とは
局所的に過剰な発汗が明らかな原因がないまま6ヵ月以上認められ
- 最初に症状が出るのが25歳以下
- 左右対称に発汗
- 睡眠中は発汗が止まる
- 週1回以上多汗のエピソードあり
- 家族に多汗症歴あり
- 日常生活に支障をきたしている
の6項のうち2以上にあてはまる
となっています。
ドクターは患者への問診や、患者が小さな子どもの場合は家族の話を参考にして6項目に該当するかどうか判断し、診療時におこなう発汗検査と合わせて、確定診断をします。
多汗症と確定診断されると、患者に特殊事情がなければ、ガイドラインに沿った治療方針がとられることになります。
汗の悩みがある人は、6項目に思い当たるところがあるかどうか、チェックしてみて下さい。自分にあてはまりそうだったら、病院を受診しましょう。漢方薬もとりあつかう皮膚科やクリニック、多汗症専門外来のある病院が、あとあと治療法の選択肢が広がるのでおすすめです。
多汗の陰に別の病気や障害がかくれていることがあります。他の病気や障害が原因になっている多汗症は続発性多汗症とよばれています。
病院で診てもらうのは、続発性多汗症かどうかを確認するためにも重要です。